病名

関節リウマチ(かんせちりうまち)

  • 概要

    関節リウマチは膠原病のひとつであり、自分の免疫が自分自身を攻撃してしまうことによって全身の臓器や関節に炎症がおこる疾患のことです。ほかの膠原病と同じように女性に多くみられる疾患で、男女比は1対4となっています。発症する年齢は30〜50代が多く、なかでも40代で発症する人が最も多くなっています。現在日本全国で約100万人とも言われるほどたくさんの患者さんがいます。関節リウマチのなかでも血管炎をはじめとする重篤な内臓の症状を合併する場合には悪性関節リウマチと分類され、特定疾患の公費対象とされています。悪性関節リウマチと診断されるのは関節のリウマチの中でも0.6%程になります。

  • 症状

    関節リウマチの症状はその名からも推測がつくように、関節に炎症を起こし腫れて痛みを伴います。これは左右の関節で同じところに起こるという特徴をもっています。体中のどこでも起こりますが、特に手の関節で起こることが多くなっています。朝起きたときに体がこわばるように関節が痛む場合が多く、体を動かしていると、だんだんと治まります。こういった症状はよくなったり悪くなったりを繰り返しますが、人によっては数ヶ月経つと治ってしまう人もいます。しかし、症状が長く続くと関節が破壊され、関節を変形させてしまうこともしばしばあります。関節の症状以外にも、疲れやすくなったり、脱力感、食欲不振、めまいやドライアイなど全身の臓器に障害がおこることな症状も併発して起こります。

  • 治療方法

    関節リウマチは今現在においても病気を完治させる方法は確立されておらず、治療は病気の進行を遅らせて、関節の破壊や内臓の障害をできる限り防ぐことがまず第一、そしておきてしまった症状に対する個別の治療が第二に重点をおかれます。まず進行を遅らせるために抗リウマチ剤と呼ばれるいくつかの薬剤が使用されます。そしておきてしまった炎症の痛みに対処するために非ステロイド系抗炎症剤やステロイドが使用されます。これらの薬は治療薬として大きな効果をあげることができますが、それと同時に様々な副作用を起こすことが知られており、投薬にあたっては副作用の出現を判定しながら慎重に行う必要があります。

  • まとめ

    関節リウマチは関節にでる変形などの症状が目に見える症状として特長的ですが、進行すれば全身の臓器も障害してゆく病気です。そのため、関節などの目に見える症状はもちろんのこと、体の内部で起こっている病変に対してもきちんと自分で把握して、医師に伝えられるように必要があります。現在でも関節リウマチを完治させる薬は開発されていませんが、進行を遅らせたり、症状を抑える薬は多種多様にあります。早期の治療開始がなにより重要ですので、体のこわばりなどの症状がでたら速やかにリウマチ専門医へ受診するようにしましょう。

  • 関節リウマチに関する投稿フォーム

    関節リウマチに関することについて、相談や質問等どんなことでも下記の投稿フォームから投稿することができます。投稿された内容についてはこちらで内容を確認させていただいた後にこちらのページに掲載させていただきます。
    ※投稿された内容が公序良俗に反するとこちらが判断させていただいた場合は掲載は控えさせていただくことがございますので予めご了承ください。



    お名前(ハンドルネーム)
    病名 関節リウマチ
    投稿内容

    ニュース

  • リウマチの炎症抑える仕組み発見 名大などの研究チーム-朝日新聞(H28.4.11)

    関節リウマチの炎症が、糖鎖という物質の構造を変えることで抑えられることを、名古屋大学などの研究チームが発見した。治療薬の開発につながる成果で、5日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に掲載された。 リウマチは、外から入った細菌などを攻撃する・・・

  • 関節リウマチの薬を使った人が皮膚がんになりやすい?-MEDLEY(メドレー)(H28.4.11)

    つまりこの研究から、皮膚がんの手術をした後の関節リウマチの治療でメトトレキサートを使った人では、皮膚がんの再発するリスクが高かったことが示されました。また、炎症性腸疾患の患者では、チオプリンや抗TNF薬を使った時の皮膚がんの再発リスクに影響は見られませ・・・

  • 米FDA 関節リウマチ治療薬・インフリキシマブ初のバイオシミラー承認-ミクスOnline(H28.4.11)

    適応症は、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、尋常性乾癬、強直性脊椎炎など。同剤の構造的・機能的特徴、動物試験データ、ヒトにおける薬物動態・薬力学データ、臨床免疫原性データ、および同剤がRemicadeのBSであることを示す臨床的安全性・有効性データなどの・・・

  • 早めの対処が何より肝心!関節リウマチ-毎日新聞(H28.4.11)

    手や足などの関節が腫れ、強い痛みが出る関節リウマチ。子育て世代の女性に多く、普段の生活が思うようにできないことも……。重要なのは、早期に関節の破壊を食いとめること。最近では、新しい薬により治療効果があがっています。気になる症状があれば、早めに専門医に・・・

  • 「関節リウマチ」の治療法について|手術、リハビリ、薬物療法-MEDLEY(メドレー)(H28.4.11)

    関節リウマチは、免疫の異常によって関節の炎症や破壊が徐々に進行し、腫れやつらい痛みを繰り返す膠原病の一種です。炎症が悪化する前に出来るだけ早く適切な治療を受けることが重要ですが、どのような治療法があるのでしょうか。関節リウマチに対して行われる手術、・・・

  • 関節リウマチ早期診断を 進行で生活に支障も-大阪日日新聞(H28.2.22)

    寒くなると痛みを訴える人が増える関節リウマチ。関節の腫れや痛みが主な症状だが、進行すると関節が変形し、動かしづらくなって生活に支障を来す。発症初期なら薬によって痛みを和らげ関節の破壊を最小限に食い止めることができるとして、専門医は早期診断につなげるため・・・

  • イーグルスのグレン・フライさんの命を奪った「関節リウマチ治療薬」による副作用の危険-ヘルスプレス(H28.2.22)

    バンドの公式ウェブサイトによると、死因は関節リウマチ、性潰瘍性大腸炎、肺炎による合併症とのこと。数週間にわたる闘病の末、力尽きたという。 イーグルスは1971年に結成された。カントリーやハードロックを織り交ぜたサウンドと鉄壁のハーモニーにより、世界的に絶大な人気・・・

  • 開発中のJAK1阻害薬「ABT-494」、第3相臨床試験開始−アッヴィ-QLifePro医療ニュース(H28.2.22)

    米国のアッヴィ社は現地時間の1月8日、開発中の1日1回投与の経口選択的JAK1阻害薬「ABT-494」の関節リウマチ(RA)治療薬としての有用性を検討する大規模な第3相臨床試験プログラムを開始したと発表した。このプログラムは、従来型または生物学的疾患修飾性抗・・・

  • 関節リウマチに効く!温泉療法の効果とは-GIRL'STALK(H28.2.22)

    昔から関節リウマチには、温泉における鎮痛作用が効果的だといわれてきました。しかし、現代の治療法は、薬物療法が主です。温泉療法の効果や、正しい方法もよくわからないまま、せっかく温泉に出掛けても「気持ちよかったけど、効果はよくわからなかった」という声も少なく・・・

  • 女性の関節リウマチを増やす?職業により触れる物質との関連-MEDLEY(メドレー)(H28.2.22)

    研究班は、マレーシアの調査データを使い、女性で早期の関節リウマチを診断された人910人と、年齢が一致するように選んだ健康な女性910人を対象として、職業環境との関係を統計解析により調べました。 繊維の粉塵に触れる環境で働いていたことがある場合とない場合で、・・・

  • →もっとニュースを表示する

ページトップへもどる

© 2015 ragpos. All rights reserved.