医療用語

移植片対宿主病(いしょくへんたいしゅくしゅびょう)

  • 概要

    移植片対宿主病とは臓器移植における合併症の一つで、移植された臓器に含まれるリンパ球が移植した相手(レシピアント)の臓器を異物とみなし攻撃してしまうことでおこる症状のことです。リンパ球が原因となる症状なので、主に骨髄移植や輸血などにおける合併症としてよく知られています。###輸血後における移植片対宿主病は非常に予後が悪く致命的な経過をたどることが多かったため、現在では輸血の際には放射線を照射してリンパ球を死活させたり、あらかじめ輸血が必要な場合には自己血輸血を行うなどの対策が一般的に行われるようになっています。###臓器移植における同じような症状として拒絶反応がありますが、あれは自分のリンパ球が移植された臓器を異物とみなして攻撃することなので、攻撃する対象とされる対象が逆になっています。

ページトップへもどる

© 2015 ragpos. All rights reserved.