病名
フィッシャー症候群(ふぃっしゃーしょうこうぐん)
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概要
フィッシャー症候群はギランバレー症候群の亜種と言われており、ギランバレー症候群と同じような症状がでる病気です。ものすごく珍しい病気で、ギランバレーは10万人に1人程度の発症確率といわれていますが、フィッシャー症候群はそのなかのさらに5パーセント程度の発症率になっています(つまり、200万人に1人)。
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症状
フィッシャー症候群の症状は物が2重に見えたり、ふらふらしてまっすぐ歩けなくなるなど、神経に障害をきたすことによって症状が全身的におこります。症状は全てが起こると言うわけではなく、目だけにしか症状が起きない人もいます。
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治療方法
フィッシャー症候群はギランバレー症候群と同じように自分の免疫が自分の神経を攻撃してしまうために症状が起きているのでその原因となる自分の免疫機能を改善する治療が行われます。具体的にはギランバレー症候群と同じようにガンマグロブリン大量療法や血漿交換療法などがおこなわれます。ただ、フィッシャー症候群はギランバレー症候群に比べると症状が軽いことが多く、症状が軽い場合にはなにもしなくても自然によくなることがあります。
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まとめ
フィッシャー症候群は特定疾患に指定されていますが、命の危険性がある病気ではなく、ほとんどの人は数ヶ月の治療をすると症状が回復します。また、病気が再発することはほとんどありません。治療をしなくてもよくなる場合もありますが、やはり早期に直すには早期の治療が必要ですので、疑われる症状が出た人は速やかに近くのお医者さんを訪ねてみてください。
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