医療用語

DPC(でぃーぴーしー)

  • 概要

    DPC(Diagnosis Procedure Combination)は診断群分類と呼ばれる点数表を元に入院費を包括して支払う仕組みのことです。もともとはアメリカのDRG(Diagnosis Related Group)やPPS(Prospective Payment System)といった病名と治療行為によって決められた金額を支払う方式を日本独自の方式に改良したものになります。アメリカの方式では全ての行為が包括されるのに対し、DPCでは注射や画像、その他簡単な処置など基礎的な診療は入院費として包括し、手術や放射線治療など高度な技術を必要とするものは出来高として算定し、「包括+出来高」で支払う方式になっています。入院費は病名と処置や手術などで決められ、入院日数が短いほど一日あたりの料金が高く設定されています。そのため病院としてはできるだけ早期退院を目指し診療を行うため、結果として医療費の削減につながるというのがこのDPCの一番のねらいになります。現在は大学病院などの高度な医療を担う一部の医療機関で採用されているだけですが、ゆくゆくは全ての病院でこの支払い方式を採用してゆくのが国の方針のようです。

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